【アンガーマネジメント】『怒り』のエネルギーには『使い道』がある

f:id:saichou:20200620210033p:plain

腹が立つ。許せねぇ。

 

相手の言動が頭から離れず、何度も思い返しては、怒りに震えている。

 

アイツのせいで、どうして自分が、こんなにも苦しまなきゃいけないのだろうか。

 

爆発寸前、カウントダウン開始・・・☆

 

そんなあなたへ。

『怒り』には、ちゃんとした『使い道』がある。

 

 

怒りのエネルギー

 

人は強い怒りを感じると、

心臓はバウンスし、血圧は上昇、手はワナワナ震え、涙がこみ上げてくる。

 

大声がでたり、力がでたり・・・

 

はたまた相手への『復讐』を計画し、『行動』まで起こす場合もある。

 

そう。『怒り』とは・・・

内からあふれ出る、こみ上げる、『強力なエネルギー』なのだ。

 

こいつは使える。

絶対に無駄にしてはいけない。

 

怒りの無駄使い

 

貴重な『怒りのエネルギー』を、無駄使いしている人がいる。

 

最も愚かな使い道は、その矛先を『他者に向けること』だ。 

 

相手の前で怒り狂ったり、

『復讐』を計画して、時間と労力を費やしたり・・・

 

これ、やったところで、モヤモヤは晴れない。

むしろ、底なし沼にはまっていく。

 

怒りを『表面化』させることに、

あなたの人生において『デメリット』はあれども、『メリット』はない。

 

限られた人生を、消耗して過ごすことになる。

 

怒りの根源

 

『怒り』を覚えるときには、必ず『原因』がある。

そして、その『原因』とは、相手ではなく『己の中』にある。

 

なぜ自分は、相手に怒りを感じたのか?

答えは『あなたの中』にある。

 

キャパ以上の仕事を抱え、余裕がないとか・・・

コンプレックスを指摘されたとか・・・ 

 

一言でいえば、『痛いところつかれた』状態なとき、

人は『自分を正当化』するため、怒る。

 

自分の職業に『心から納得できている人』は、

職について誰に何と言われようが、『ノーダメージ』だ。

  

『怒り』は、自分の『弱点』を教えてくれている。

 

怒りの活用

 

自分の弱点と向き合うには、『強力なエネルギー』が必要となる。

だからこそ、普段は目をそらしがちだ。

 

自分の中にある『劣等感』や『思い込み』、『無意味なこだわり』や『甘え』・・・

 

悔しいんだから、本気を出そう。

相手の言葉なんか届かない『高み』へ、そのエネルギーで、登ってしまえばいいのである。

 

ステージを変えよう。

 

他者の言動に簡単に揺らいでしまう『心の隙』を、しらみつぶしにつぶしていこう。

  

強力な怒りのエネルギーを『己へ向ける』ことができたとき、人は見違えるほど成長できるのである。

 

さいごに

 

怒りは『チャンス』です。

 

人生のステージを上げるための、『最高の燃料』になるんです。

 

さぁ、発電機みたいなアイツに感謝しよう。