さいちょうの開脳日記

さいちょうの開脳日記

うつ病とパニック障害を克服した筆者による、どん底から立ち直るための思考法。

【鬱完治】絶望から立ち直るプロセス

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私は過去に、重度のうつ病を経験しています。

 

得体の知れぬ焦燥感にかられ、今にも命を投げ出してしまいそうな自分。

 

そんな自分が怖くて、いっそのこと身動きがとれないよう、つないでおいてほしいと願うほどでした。

 

しかし、克服した今となっては・・・

 

鬱病になったことを『人生最高のラッキー』だったと感じています。

 

鬱はこの世のものとは思えないほど、苦しかった。

 

しかし最終的には、その苦しみ以上の幸せを、教えてくれました。

 

現在うつで苦しんでいる方にとっては、到底信じがたい話だと思います。

 

でもこれは、嘘偽りのない、私自身が経験した紛れもない実話です。

 

絶望感から立ち直るために、必要だったプロセス。

 

当時の私が必死で探し求めていた『うつ病完治の方法』を、ここに記します。

 

 

過去との決別

 

鬱になる前の自分に戻りたい

こんなの自分じゃない!

 

最初のうちは、そんなふうに考えていました。

 

しかし、絶望から抜け出すためには、覚悟しなければならないことがある。

 

それは、生きたまま、生まれ変わること。

 

『鬱になった過去の自分』に戻れば、また、鬱を繰り返すことになる。

 

つまり、過去の自分に戻るのではなく、新しい自分を生み出す必要があるのです。

  

鬱は「このままじゃまずいよ」って、教えてくれてるんです。

 

今までの人生で身につけてきた思考を、一度ぶち壊し、根本から見直さなきゃいけない

 

それは決して、過去の自分を否定することではありません。

 

むしろ過去の自分と対話し、苦しんできた自分を認め、もっと楽に生きるために矯正していくことです。

 

鬱になった原因は、過去にあります。

 

例えば、幼少期から文句の多い家族のもとで育てば、常に相手の顔色を伺うようになる。

 

自分でも気づかないうちに、自分でも忘れているような記憶に、あなたが鬱になった原因は、きっと隠れている。

 

一体どこで、ボタンを掛け違えてしまったのか?

 

過去にしっかりと向き合って、苦しんだ過去の自分に、思う存分寄り添ってあげてください

 

そしたら、もう後ろは振り返らない。

 

過去の自分に「さよなら」する覚悟をしよう。

 

思い込みの解除

 

私は、「絶対鬱になんてならない」と思っていました。

 

しかし案の定、重度の鬱になりました。

 

この世に『絶対』なんて存在しないということを、痛いほど思い知らされたのです。

 

そして人生から、『絶対』を捨てました。

 

この世には突き詰めれば、100%正しいことも、100%間違っていることも、存在しません

 

鬱になりやすい人は真面目で、白黒はっきりつけないと気が済まない人が多いです。

 

私もそうでした。

 

でも、実際に存在するのは、白と黒の間にある『グレー』のみ。

 

絶対にこうあるべき

こうでなきゃいけない

 

そのような思考は過去の経験や教育によって構築された、ある種の洗脳のようなもの

 

世の中の常識だって、新たな研究により、日々覆され続けている

 

答えなんか、そもそも存在しないんです。

 

すべての事柄は、〇〇かもしれないし、〇〇じゃないかもしれない

 

あなたを縛りつける思い込みを、手放しましょう。

 

地獄のように苦しい鬱病も、絶対に治らないなんてことはないんです。

 

抑圧の解除

 

重度の鬱状態になると、頭をかすめるのが『死』です。

 

こんなこと考えちゃいけない

 

真面目なあなたは、このような感情を抱く自分を責め、必死で抑え込もうとしているのではないでしょうか。

 

でも、知っておいてほしいことがある。

 

一度でも死を覚悟した人間は、この上なく強いんです。

 

くだらない見栄やプライド、羞恥心。

 

あなたの自分の人生を抑圧しているストッパーを破壊する、絶好のチャンスなんです。

 

「どうせ死ぬ」なら・・・

 

自信がなくてチャレンジできなかったこと。

人目が気になってできなかったこと。

照れくさくて伝えられなかったこと。

 

もう、やけくそでいい。

死ぬ前に、やってやろうじゃないですか。

 

今こそ、人生において余計なものを全部かなぐり捨てて、自分自身の人生を取り戻すチャンスなんです。

 

抑圧の解除は、生半可な気持ちでは、なかなかできません。

 

『死』を考えるほど苦しんだからこそ、殻を破ることができるのです。

 

鬱になった人は、これまで自分自身の感情を、必死で抑圧してきた人です。

 

自分よりも周囲を優先してきた結果、命までも手放そうとしている。

 

いいですか?

 

あなたには、あなた自身の人生を生きる責任があります。

 

抑圧から解放され、主体的に生きることで、人生は驚くほど味わい深くなる。

 

殻を破ると、人生って信じられないぐらいおもしろい

 

さぁ、生きている実感を取り戻そう。

 

感謝に気づく

 

食べるものに困らず、安心して眠れる家がある。

 

日本のように恵まれた環境で育てば、『感謝』に対する感度は、低下せざるを得ない。

 

毎日三度の食事を食べれることが『当たり前』の環境で育てば、一食しか食べられないとなると、『不幸』を感じます。

 

一方で、毎日満足な食事をとれない環境で育てば、たった一食でも、この上なくありがたく、『幸福』を感じます。

 

まったく同じ状況なのに、ある人は『ストレス』を、ある人は『幸せ』を感じるのです。

 

鬱を完治させるのに、最も必要な感情。

 

それは、『感謝』です。

 

一分一秒が辛い鬱になったことで、思い知ったのではありませんか?

 

普通に食べ、普通に働き、普通に生きていられることだけでも、どれほどありがたく幸せなことか。

 

私たちが生きている世界。

 

目をこらせば、『ありがたいこと』で溢れています。

 

毎日の中に、ありがたいことを、ひとつでも多く見つけてください。

 

感謝を忘れない人は、不幸になり得ないのです。

 

さいごに

 

鬱を完治させる方法は、アイデンティティの破壊と、再構築です。

 

克服に必要なプロセスが、自信に満ち溢れ、人生を勇敢に切り開く、感謝に満ち溢れた幸福な新しいあなたを生み出します。

 

鬱になって本当によかった

ありがとう!

 

そう思える日が、あなたにもきっとくることを、私は確信しています。


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