「愚痴が多い人」に疲れる|不平不満をストレスフリーに聞き流す方法

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もううんざり・・・

 

繊細な人ほど、口を開けば「文句」ばかりの人に心をかき乱され、疲弊してしまう。

 

赤の他人であれば、その場を離れることもできるでしょう。

 

しかし多くの場合・・・

 

あなたの頭を悩ませるのは、家族や恋人、職場の上司や同僚など。

 

「そう簡単に離れることの出来ない関係性」であるからこそ、日々の愚痴に心が追い詰められ、悩むのです。

 

他人の愚痴に、いちいち感情を振り回されていては、あなたの心がもちません。

 

今回は、あなたが「愚痴を聞き流せない理由」と、その解決策について。

 

この記事を最後まで読むと、愚痴を聞いても涼しい顔をしてられる。

 

 

傲慢な期待

 

人はなぜ、「身近な人の愚痴」にうんざりするのか?

 

その理由は、相手に対する「期待」です。

 

大切な自分の家族や上司には「こうあってほしい」という、理想像がある。

 

・愚痴ばかりの母親

・文句ばかりの上司

・不平不満を並べる夫

 

自分の理想像を裏切る相手の行動を、「恥ずかしい」とか「尊敬できない」と感じ、悲しくなってしまうのだ。

 

しかしこれは、間違っている。

 

いくら身近な人間であっても、あなたと相手は別の価値観の中を生きている「完全に分離した存在」であり、

 

相手に自分の理想を押し付けることは、不可能なのだ。

 

「愚痴が嫌いなあなた」だって、「愚痴が好きな人」に、愚痴を強要されたくはないはずだ。

 

あなたが苦しんでいる本当の「原因」は、愚痴をこぼす相手の「行動」ではない。

 

勝手に期待して、勝手に落ち込んでいるのは・・・

 

「あなた自身」なんです。

 

あなたも相手も、それぞれ別の価値観の中を生きており、その価値観に優劣をつけることはできない

 

どんなに身近な人であっても、相手と自分は「分離した別の存在」であるという事実を忘れずに・・・

 

「違い」を前提に相手を見つめ、相手に対する一方的な「期待」を、手放しましょう

 

これこそが、相手の不平不満に「感情を引きずられない」コツなのだ。

 

べき思考

 

人は自分に許していない行為を、相手に許すことが出来ない。

 

相手への「期待」を手放したとしても、なお、あなたを苦しめるもの。

 

それが、「べき思考」である。

 

あなたの中に「愚痴を言ってはいけない」という概念があるからこそ、相手の愚痴が「許せない」のです。

 

自分に禁じていることを、相手はやりたい放題やっている・・・

 

実はこの不平等感こそが、イライラの根源なのです。

 

あなた自身に、もっと「OK」を出しましょう。

 

「絶対にこうあるべき」とか「絶対にこうじゃなきゃいけない」なんてことは、ないんです。

 

ひょっとしたら、たまには愚痴をこぼしても、いいのかもしれない。

 

そんなふうに、あなたを縛りつける「べき思考」を捨てることこそ、相手を許す「いちばんの近道」なんです。

 

「べき思考」を捨てると、あらゆるストレスから解放される。

 

心と行動のギャップ

 

相手の行動に対して、あなたの心が「疲弊」していく最大の原因。

 

それは、「心と行動のギャップ」です。

 

本当は愚痴が嫌いなのに、相手の愚痴を笑顔で聞いてあげたり・・・

 

相手の顔色をうかがうあまり、心と真逆のリアクションを、とってしまってはいませんか?

 

あなたは相手の「感情のゴミ箱」ではありません。

 

愚痴を聞きたくないのに、愚痴る相手を気持ちよくさせていては、本末転倒です。

 

本心に逆らったあなたの行動こそ、あなたの周りに不平不満があふれてしまった「原因」なのかもしれません。

 

相手の愚痴は、自分自身の行動が「引き出していた」という事実。

 

つまらない話には、つまらない顔を。

意味不明な話には、意味不明な顔を。

 

それは「あなたの責任」なんです。

 

相手の顔色よりも、自分の感情を軸に行動することで、あなたの周りから「愚痴を言う人」はいなくなる

 

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さいごに

 

他人の愚痴に、心が振り回されてしまう。

 

その原因は「相手」ではなく、「自分」にある。

 

これは言い換えると・・・

 

自分自身を変えていくことで、いくらでも「ブレない心」は、手に入るということ。

 

「相手」や「環境」を変える必要は、ないんです。

 

そして、最後にひとつ。

 

本当に追い詰められているならば、家族と縁を切ることも、会社を辞めることも、選択肢は色々とある。

 

にもかかわらず、その選択肢をとらない理由は・・・

 

「悩み」よりも「メリット」の方が、勝っているからなんです。

 

案外自分の悩みはその程度の「ちっぽけなもの」であり、自分にとって何かしらのメリットがあるからこそ・・・

 

自分で選択して、相手と付き合っているとうこと。

 

その事実を忘れずに、根底にある「感謝」に気づくことこそ、人間関係のストレスから解放される唯一の方法なんです。

 

さぁ、すべては自分次第です。

 

3つのポイントを胸に、ストレスフリーなブレない心を手に入れよう!