こんにちは、さいちょうです。
私は10年ほど前に、重度の鬱とパニック障害を経験しました。
ただでさえ混乱している自分の頭に作用する薬を入れることが怖くて、薬なしで鬱を治す方法を必死でさがしていました。
一生治らなかったら、どうしよう・・・
今にも生きることから逃げだしそうな自分の体を、必死でおさえているような日々を送っていました。
でも、大丈夫。
そんな私も、今では鬱になる前よりずっと希望に満ちあふれた自分に出会うことができたんです。
鬱になったら、行ってみてほしい場所があるんだよ。
病院?それともカウンセリング?
その場所は・・・
「書店」です。
この記事を最後まで読むと、あなたの人生を変える「本の選び方」がわかります。
鬱の根治
何の原因もなく、人は鬱になりません。
鬱になりやすい環境、鬱になりやすい生活習慣、鬱になりやすい考え方。
その原因は決して単純なものではなく、まるでからまった糸のように複雑で、複合的なもの。
理由は決してひとつじゃないんだ。
どうして僕は鬱になったんだろう・・・?
この根本的な問題を解決しなければ、再発の不安におびえることのない毎日を手に入れることはできません。
目指したいのは「根治」なんです。
問題の根源
同じ状況におかれても、鬱になる人・ならない人がいます。
鬱を根本から解決するためには、あなたが鬱になった根本的な原因を見つけだす必要があるんです。
自分のどんな「経験」が、自分のどんな「気質」が、自分のどんな「思考のクセ」が・・・
あなたを鬱になるまで追いつめたのか?
ここを理解し、改善していくプロセスが、鬱の根治には必要不可欠なんです。
自分はなぜ傷つきやすかったんだろう?
自分はなぜストレスを感じやすかったんだろう?
自分はなぜいつも萎縮してしまってたんだろう?
原因を知るためには、あなたの人生を幼少期までさかのぼる必要があるかもしれません。
過去のつらい経験を思い出し、悲しい気持ちになってしまうかもしれません。
でも、安心してください。
「思考のクセ」は、いくらでも書きかえることができるんだ。
これまでの人生を総点検し、不都合な思考パターンを手放し、自分が望む新しい思考パターンを組み立てていく。
鬱の克服は、人生をより素晴らしいものに変えていく人生最大のチャンスでもあるんです。
思考のヒント
新しい思考パターンを組み立てていくためには、新しい視点からものを見る必要がある。
その材料となる、万人の知識と知恵が集結している場所。
それこそが「書店」です。
不安を落ち着けるには、どうしたらいい?
鬱から抜けだすには、どうしたらいい?
生きていくためには、どうしたらいい?
自分ひとりの人生経験で答えを導きだすのは、ほぼ不可能です。
そもそも人は、決してひとりで生きていけるものではありません。
頼ってみてください。
人生の先輩たちが書き残してくれた「知識」に「経験」に「知恵」に・・・
すがってみてください。
一冊の本には、著者の人生がつまっているんだ。
これまで考えてもみなかった新しい思考を体験するのに「本屋」ほど最適な場所はありません。
・・・!こういう考え方があったのか!
無数にならぶ本の中には、あなたの人生を大きく変えていく「ヒント」が必ずかくれています。
運命の一冊を、さがしてみよう。
情報の選び方
最後にひとつだけ、注意点がある。
ある本には「うつは治る」と書いてある一方で、ある本には「うつは治らない」と書いてある。
情報が矛盾する理由は、人の数だけ真実が存在するためです。
『さいちょうの開脳日記』には「うつは治る」と書いてある一方で、あるサイトには「うつは治らない」と書いてある。
どっちが本当なの?
私自身の「薬なしでうつを克服した経験」は、嘘いつわりのない真実です。
一方で「うつは治らない」と語る人もまた、ご本人にとってはそれが真実であり、嘘をついているわけではないでしょう。
さぁ、君はどっちを信じる?
世にあふれる無数の情報を正しく取捨選択するために必要なただひとつの基準は「あなた自身がどちらを望むのか」。
この情報は必要だから、ノートに記録しておこう。
この情報は、僕には要らない。
基準さえ明確にもつことができれば、情報は「最高のくすり」になる。
あなたの思考を磨き上げた先には、鬱になる前よりもはるかに深い幸福で満たされた人生が、必ずあなたを待っています。
大丈夫。
もう遠くはないんだよ。
最後まで耳を傾けてくれて、どうもありがとう!素敵な本を見つけだしてあげてね。約束だよ。