あなたが「罪悪感」を感じる理由。つらい感情から心を解放する手順とは?

こんにちは、さいちょうです。

 

真面目すぎるのかな・・・

 

ささいな出来事にも罪悪感を感じ、やがてそれが、後悔や自己嫌悪へとつながってしまう。

 

その理由は「心の束縛」です。

 

心配しなくて、大丈夫。

 

この記事を最後まで読むと、生まれたての自由な心を取り戻す手順がわかります。

感情の順位


罪悪感を感じやすい人は、物事を他者の立場から見つめています。

 

受験に失敗したら、両親をがっかりさせてしまうに違いない・・・

 

両親より、一生懸命努力して一番悲しむのは、君自身だろう?

 

ハッ!

 

そんな当然のことにすら、気づけなくなってしまっているのです。


自分の立場ではなく、相手の立場から物事を見つめていませんか?

 

 

大人になるにつれて経験を重ねるうちに、私たちは「相手の気持ちを想像する材料」が増えていきます。

 

忙しい父さんに相談すれば、きっとまた怒らせてしまう・・・

 

母さんの期待を裏切れば、きっとまた泣かせてしまう・・・

 

想像力が豊かな人ほど、相手の感情を先回りで想像し、自分自身の感情に蓋をするクセがついていく。

 

特に現代は、ネットを開けば無数の人々の意見が目に入る時代です。

 

対処しなければいつのまにか・・・

 

あなた自身の声はかきけされ、他者の声ばかりがどんどん大きくなっていく。

 

 

君の感情が、置きざりにされてしまうんだ。

 

感情の順位のつけ間違いによって、相手に対して抱く必要のない罪悪感まで背負いこんでしまうことになる。

 

罪悪感の入り口にあるのは「感情の抑圧」なんです。

感情のジャッジ


「これは良くない考えだ」

「こんなこと考えるべきじゃない」

「これは危険な考えだ」

 

あなたの心にめばえる自然な感情を、採点しないでください。

 

 

心の中は「自由」なんです。

 

母さんはいつも家に帰らなかったけど、母さんなりに育児に疲れて大変だったんだ。

 

母さんの立場じゃなく、君の感情を話してごらん。

 

・・・本当は、寂しかった。母さんは、僕の話をきいてくれなかった。

 

それはつらかったね。当時の母さんに対して、君は何を思う?

 

まぁ、母さんには母さんなりの事情が・・・

 

状況を合理化しなくていい。君は、どんな感情をもったっていいんだよ。

 

・・・クソババアめ(泣)子供に寂しい思いをさせやがって・・・!

 

そうだ!それでいいんだよ。

 

 

あなた自身の感情を知ることを、恐れないでください。

 

醜い感情だっていいいいんです。

 

誰より優先するべきあなた自身の感情に、目をそらしてもいいものなどひとつもありません。

 

どんな感情も、見逃さないであげてほしいんだ。

 

行き場を失ったあなた自身の感情をちゃんと拾いあげ、ありのままにOKサインをだしてあげてください。

 

感情の優先順位を正し、抑圧された自分自身の感情に目を向ける。

 

それが、罪悪感を手放す第一歩です。

感情は「夢」


自分の中にある「醜い感情」を認めたら、誰かを傷つけることになるのでは?

 

そう不安に感じるかもしれません。

 

「クソババア」だなんて考えたら、母さんを傷つけてしまう・・・

 

 

でも、大丈夫。

 

むしろ「クソババア」という感情の居場所を心の中に認めてあげたほうが、誰かを傷つけることはないんです。

 

感情は抑圧すればするほど、目をそらせばそらすほど、肥大していくもの。

 

制御しようとするから、はじけるのです。

 


居場所を失った感情が限界をむかえて一気に外にあふれだしたとき、人は感情的な行動しかとれなくなってしまう。

 

結果として、自分も相手もより傷つけることになるんです。

 

感情を抑圧するクセが、むしろ感情的な行動につながり、自己嫌悪を引き起こしていく。

 

「感情」と「行動」は、切り離して考える必要があるのさ。

 

例えば、夢の中であなたがとった行動に対して、目が覚めてからも罪悪感を感じ続けることができるでしょうか?

 

 

できません。

 

なぜならそれは夢であり、実際には何も起きていないから。

 

「心」も「夢」と、同じなんです。

 

たとえ、誰かを傷つけるかもしれないことを考えてしまったとしても・・・

 

行動にうつす選択をしない限り、実際には何も起きていない「幻」なんです。

 

 

あなたをしばりつけている心の法律を、勇気をだして手放そう。

 

あなたは心に、どんな感情を抱いたっていい。

 

幻にすぎない感情への執着を捨てて、生まれたての自由な心を取り戻そう。

罪悪感を許す


「罪悪感」もまた、居場所を必要としている大切なあなた自身の感情です。

 

「喜び」や「感動」といったポジティブな感情と同じように・・・

 

罪悪感。自責の念。自己嫌悪。

 

ネガティブな感情もまた、決して敵視する必要のない、大切なあなた自身の感情なんです。

 

感情の「差別」をやめて、あるがままにすべてを受け入れよう。

 

 

感情は「波」のようなもの。
あらがうほどに溺れていきます。

 

ありのままに身をまかせることこそが、最良かつ確実に感情を溶かしていく方法です。

 

拒絶すればするほど、溺れてしまうんだ。

 

後悔? 罪悪感? 自己嫌悪?

 

今のあなたの素直な気持ちがそこにあるのなら・・・

 

それでいい。
なんの問題もありません。

 

そもそも人生は、ときに間違い、ときに後悔し、そして気づきながら、生涯をかけて学んでいくもの

 

あなたはちゃんと、前に進んでいるのです。

 

 

だから、大丈夫。

 

これまで心の中ですら本音を我慢してきたあなた自身を心からねぎらい、ほめてあげてください。

 

大変だったね。よくがんばったね。

 

そして、お別れです。

 

ありのままの感情に身をまかせ、あなた自身を最優先に、あなたの為の人生をはじめよう

 

 

大丈夫。
自由になっていいんだよ。

 

最後まで耳を傾けてくれて、どうもありがとう!君自身の感情をなにより大切にしてあげてね。約束だよ。