器用に生きるコツは「急いでも焦らない」

要領よく器用に生きる為には、“自分自身のメンタルコントロール”が必要不可欠です。

 

つまり、“感情に振り回されている状態”ではなく、“自らが感情を支配している状態”でなければならないわけです。

 

想像してみてください。

 

イライラしている人は、“イライラしたくて、イライラしている”のでしょうか。

 

きっと、違うはずです。

 

誰だって本当はイライラなんてしたくないし、心穏やかに過ごしたい。

 

それなのに、どうしてもイライラしてしまう…

 

これが、“感情に振り回されている”状態です。

 

人は無意識のうちに感情に支配され、簡単に振り回されてしまう存在なのです。

 

しかし、感情に主導権を譲ってしまうと…

 

パフォーマンスの低下

 

人間関係の悪化

 

セルフイメージの低下

 

他者や自分を傷つけ

 

心落ち着かない日々…

 

自分の本音とは“真逆”の方向へ人生がころがってしまい、

 

生きることに、非常に“不器用”になってしまうのです。これは非常に損です。

 

では、要領よく、器用に生きていく為には、一体どうすればいいのでしょうか。

 

「急いでも焦らない」を、意識してみてください。

 

例えばあなたが、一時間以内に完成させなければいけないタスクを与えられたとします。

 

見たところ非常に難しい内容で、時間が足りるかどうか分かりません。

 

あなたは、焦りますか?

 

それとも、急ぎますか?

 

焦りを選択すれば、あなたは感情に支配されることになります。

 

焦ったところで、逆に集中力や注意力が奪われ、本来の実力を発揮できない可能性が上がってしまうのです。

 

一方で、焦らず、急ぐことを選べば、それはあなたの“意志”です。

 

冷静かつスピーディーに、いかに効率よく作業を完了させるか判断し、時間内に仕上げるため、非常に高い集中力で作業に向き合うことが可能となるわけです。

 

結果、パフォーマンスを最大限発揮し、タスクを成功的にこなせる可能性が、格段に上がるのです。

 

いかなるときも感情に振り回されず、感情を“支配下におく”こと。

 

それは、各々の“義務”でもあります。

 

“急ぐ”というのは、“自分の意志”です。

 

“焦る”というのは、“感情の指示”です。

 

自分の中に芽生える感情に、常に目を光らせましょう。

 

それは“自分の意志”なのか、

 

それとも“感情の指示”なのか。

 

意識的に選択していくことで、今よりもっと、上手に生きられることでしょう。