「鬱っぽい」はサウナで治す!温冷交代浴で軽度の鬱が改善する理由

こんにちは、さいちょうです。

 

最近なんだか、鬱っぽい・・・

 

そんな方に、心からおすすめしたい「場所」がある。

 

それが・・・

 

 

サウナ」です。

 

えっ!サウナに入るだけでいいの?

 

実は、サウナの入り方には「コツ」があるんだ。

 

 

サウナ→水風呂→外気浴

 

この「ととのいサイクル」によって、軽度の鬱は十分解消することができるんです。

 

重度の場合は、体力の消耗が少ない「入浴」をおすすめするよ!

 

この記事を最後まで読むと「現代人にサウナが必要な理由」がわかります。

メンタル不調の原因


そもそも私たちはなぜ「鬱っぽい」状態に陥ってしまうのか?

 

すべての入り口は「自律神経の乱れ」です。

 

自律神経って?

 

 

自律神経とは・・・

 

呼吸・発汗・心拍・消化など、私たちの「生命維持機能を司る神経」のこと。

 

この「自律神経」は24時間365日、私たちの意思とは関係なく働き続けている。

 

そのおかげで意識しなくても呼吸し、心臓は動いてくれているんだ。

 

そりゃあ大事な神経だ!

 

しかし、問題なのは・・・

 

 

現代人のライフスタイルでは、自律神経を正常に保つのが非常に難しくなってきているということなんです。

自律神経の仕組み


難しくないので、少しだけ自律神経の仕組みをのぞいてみましょう。

 

まず、自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つに分けられます。

 

交感神経は、日中(活動時間)に働く神経です。

 

 

交感神経が働くと、体は緊張したり、興奮したりするんだ。

 

ドキドキしたり、血圧を上げることで、体を動かす準備をしてくれるんだね!

 

副交感神経は、夜間(休息時間)に働く神経です。

 

 

副交感神経が働くと、体はリラックスして、眠くなってくるんだ。

 

呼吸が深まったり、気分が落ち着くことで、体を休める準備をしてくれるんだね!

 

活動時・・・交感神経

休息時・・・副交感神経

 

2つの神経が適切なタイミングで働くことで、健全なバランスが保たれている。

 

そして、この2つの神経は・・・

 

 

一方が優位に働けば、もう一方は働かなくなる、シーソーのような関係にある。

 

私たちは緊張したまま休むことはできないし、眠りながら戦うこともできないのさ。

ライフスタイルの変化


朝日とともに目覚め、日中はしっかりと体を動かし、日没とともに目を閉じる。

 

 

原始的なライフスタイルにおいては、交感神経と副交感神経の切り替えが容易でした。

 

活動と休息の違いが明確だから、自律神経が迷うことなく働けたんだね!

 

一方、現代社会はどうでしょうか?

 

 

電気をつければ、朝でも夜でも部屋は明るくなります。

 

日中は、体をあまり動かさないデスクワークが増えています。

 

寝る時間になっても、スマホの光は瞳から入り続け、脳はフル回転しています。

 

活動時間と休息時間の違いが、分かりづらくなってしまった・・・!

 

その結果・・・

 

 

交感神経と副交感神経が、自分の出番がつかめず混乱しているのです。

 

そうなると、どうなっちゃうの?

 

活動時間なのに、交感神経が適切に働かなくなると・・・

 

憂鬱感や無気力感を引き起こす。

 

休息時間なのに、副交感神経が適切に働かなくなると・・・

 

不眠や不安、焦燥感を引き起こす。

 

 

メンタルの乱れとは、自律神経の乱れ(=交感神経と副交感神経の故障)なのです。

 

乱れたメンタルを整えるには、乱れた自律神経を整える必要があるのさ。

サウナの効能

 

 

90度前後というサウナの温度は、人体にとって「極限状態」です。

 

非常事態発生!非常事態発生!

 

体から熱を逃がすために、必死で汗を排出しなきゃいけない。

 

 

15度前後という水風呂の温度もまた、人体にとって「極限状態」です。

 

非常事態発生!非常事態発生!

 

今度は熱を逃がさぬように、必死で血管を収縮させなきゃいけない。

 

極限の外気温を感知した体には、

 

 

迷うことなく、交感神経のスイッチが入ります

 

体は「生きるか死ぬかの大ピンチ」を感じているんだ。

 

リラックスしてる場合じゃないぞ!汗を出せ~!血管を収縮させろ~!

 

ここで、最後のステップです。

 

 

体をよく拭いてから外に出て(できれば横になり)、全身の力を抜いてください。

 

水滴がついたまま外に出ると、体がすぐに冷えてしまうから要注意!

 

異常な高温と低温に身構えていた体が、安全な外気温を確認したところで・・・

 

 

一気に体の緊張がほぐれ、副交感神経のスイッチが入ります

 

これが瞑想に近いともいわれる「ディープリラックス」の状態なんだ。

 

  1. サウナと水風呂により「交感神経」のスイッチを入れる

  2. 外気浴により「副交感神経」のスイッチを入れる

 

 

この「ととのいサイクル」を繰り返すことによって、

 

交感神経と副交感神経のスイッチング(切り替え)が強化されていく。

 

「自律神経の強化」とは、すなわち「メンタルの強化」と同義だよ。

 

つまり・・・「サウナでメンタルが強くなる」ってこと!?

 

より具体的な方法については、さいちょうの好きなYouTuber「しゃべどこ」さんのこちらの動画をご覧ください。↓

 


www.youtube.com

 

この動画を見れば、今すぐサウナに行きたくなること間違いなし!

 

サウナは現代人の乱れがちな心身を整えてくれる「心強い味方」です。

 

しかも日本は銭湯大国!1000円あれば、ほとんどの施設が使えちゃう!

 

 

先人が残してくれた素晴らしい習慣を生かしつつ、変化の激しいこの現代社会、力強く生き抜いていきましょう!

 

今度の余暇は「ととのい」にチャレンジしてみるのはいかが?たまには自分自身をいたわってあげてね。約束だよ!