「喧嘩するほど仲がいい」という言葉がある。
果たしてケンカは、2人の愛を深めるのか?
パートナーと争うなら、『3つの覚悟』を決めよ。
勝者なしの『負け戦』
パートナーとの喧嘩は、そもそも『負け戦』だ。
自分の『一番の味方』をひねりつぶしたところで、
勝っても負けても『自分が痛手を負う』のである。
相手を言い負かしたときには、すでに自分もボロボロ状態。
互いに血を流し、骨を折り、足をひきずりながら・・・
そこまでして『争う』ことに、果たして意味があるのだろうか?
パートナーとの争いに『勝者』は存在しない。
残るのはボロボロになった怪我人2人だ。
感覚麻痺の恐怖
ずっと欲しかった新品のスマホを手に入れたとしよう。
買ったばかりのうちは、小さな傷ひとつ付けぬよう、細心の注意を払う。
しかし、ひとつ、またひとつと傷が増えるたび・・・
いつの間にか扱いが『雑』になり、傷がつくことを、恐れなくなる。
パートナーとの関係も同じだ。
繰り返し争い、相手を攻撃するたび・・・
いつの間にか相手を傷つけることに、抵抗が薄れていく。
興味も薄れ、新しいものに目移りし、
「もうどうでもい~や」って感情まで生まれてくる。
互いを傷つければ、愛にも傷がつく。
コピー人間の誕生
多くの場合、恋人や配偶者と争う原因となるのは、意見や価値観の食い違いだ。
でも、考えてもみてほしい。
自分の価値観を相手に押し付け続けた結果、
完成するのは『あなたのコピー人間』だ。
あなたは自分自身と恋愛し、
自分自身と結婚したかったのだろうか?
違う見方ができる相手だからこそ、
人生において『シナジー効果』を得られるという事実。
価値観の違いに感謝しよう。
さいごに
パートナーは『鏡』です。
互いの人生に『幸せを与えあう』存在になるのか、
『ストレスを与えあう』存在になるのか。
相手に望む前に、いざ、自ら行動を起こすとき!
時間には限りがあります。
感謝と愛を伝え続けても、足りない人生。
それでもあなたは戦いますか?