幸福な人生の条件|自分らしさを知り、自分らしく生きるコツ

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自分らしさって、何だろう?

 

「自分らしさがわからない」

 

無数の情報が交差する現代社会を生きている以上、そう感じるのも無理はない。

 

しかし、多くの人が「自分らしさ」を見失ってしまっている状況には、危機感を感じざるを得ません。

 

なぜなら・・・

 

幸福な人生の最低条件は、「自分らしく生きる」ことにある。

 

衣食住は、十分すぎるほどに満たされている。

 

にもかかわらず・・・

 

私たちはなぜ、幸福から遠ざかってしまったのか?

 

この記事を最後まで読むと、一度きりの人生、幸福に生き抜くコツが手に入る。

 

 

現代人のゾンビ化

 

この世に生まれ、息をして、生きている。

 

それは、まぎれもない事実です。

 

しかしながら・・・

 

生きていながらも「存在していない人」が、実はたくさんいるんです。

 

一体どういうことか?

 

周りの意見や情報に流されて、自分の意思を主張することはおろか、持つことすらないまま生きている。

 

実は現代人の多くが、思考力を手放した「ゾンビ状態」で、生きているのです。

 

政治や社会に不満を感じても、声を上げることはない

 

感じているつもりの不満すら、ネットで見かけた他人の意見やメディアからの情報のコピーだったりする。

 

ひとたびインターネットを開けば、無数の情報が手に入る今の時代。

 

自分の頭で考える必要も、自分の目で確かめる必要も、なくなってしまった。

 

あまりに便利になった世界で身についた、考える前に答えを見つけようとする」習慣によって・・・

 

  • 自分が何を好きなのかわからない。
  • 自分が何をしたいのかわからない。

 

そんなふうに自分自身を見失ってしまうのも、無理はないのです。

 

幸福な人生の最低条件

 

自分の望むことがわからなければ、当然、自分を満たすことは出来ません。

 

ゾンビ状態では、幸福にはなり得ないのです。

 

人の顔色を伺い、人の意見に流され、他人の価値観で生きていく。

 

本当に欲しいものから目を逸らし、それらしいものを手に入れて、満足したつもりで生きていく。

 

このような生き方は、真の幸福をもたらしてはくれません。

 

幸福な人生の最低条件は・・・

 

「自分らしくあること」なのだ。

 

「自分らしさ」の正体

 

じゃあそもそも「自分らしい」って、一体どういうことなのだろうか?

 

「自分らしさ」とは・・・

 

誰もが「絶品だ」と列を作る高級店の料理を、「自分の口には合わない」と感じられる感性であり、

 

誰もが「醜い」というものを、「美しい」と感じられる感性である。

 

他人の意見固定概念に流されず、純粋な自分だけの感性で物事を判断し、自分だけの価値観を満たして生きる

 

みんなが欲しがるものを追い求めて消耗するのではなく、自分が欲しいものをちゃんと見極めて生きる

 

このような姿こそが、「自分らしさ」の正体なんです。

 

これが簡単に見えて、実は非常に難しい。

 

「自分らしさ」を取り戻す

 

とはいえ、そもそも「自分らしさ」がもう、わからなくなってしまっている

 

一度見失ってしまった「自分らしさ」は、いかにして取り戻せばいいのだろうか?

 

その方法は、ただひとつ。

 

「他人は答えを持っていない」という事実を、受け止めることなんです。

 

誰かにとっての正解と、あなたにとっての正解は、まるで違います。

 

  • 商品への口コミ
  • 転職サイトの口コミ
  • SNSからの情報
  • 職業の経験談
  • メディアからの情報
  • 記事へのコメント 等

 

ネットを開けば簡単にアクセスできる、あなたが接するすべての意見。すべての経験談。すべての情報。

 

それらは決して、あなたにとっての正解ではないのです。

 

ある人にとって「大嫌いな食べ物」が、ある人にとっては何よりの好物」であること。

 

ある人にとって「しんどすぎる職業」が、ある人にとっては天職」であること。

 

逆も然り。

 

これらはまったく、めずらしいことではありません。

 

正解とは、人の数だけ存在するのです。

 

つまり突き詰めるところ・・・

 

他者の意見は、「参考にならない」のです。

 

その事実を肝に銘じた上で、何かを始めようと思ったとき、事前に情報収集することを、やめてみてください

 

事前情報なしに、飛び込んでみてください

 

すると・・・

 

自分の体で体験し、自分の心で感じ、自分の頭で考えるしか、ないんです。

 

このような状況を作り出してあげることこそが、「自分らしさ」を知るプロセスになる。

 

自分が何を好きで、自分が何を求めているのか?

 

自分にとって本当に大切なものとは何か?

 

あなたにとっての幸福を理解することは、他者を疑うことから始まるのである。

 

「自分らしさ」を貫く

 

「自分らしさ」がわかっていても、それを表現せず押し殺して生きると、人は苦しくなってくる。

 

他者の顔色世間体を気にするあまり、自分らしさに嘘をついて、いい人を演じ続けてしまう

 

断言します。

 

あなたが自分らしさを抑えることで維持できている人間関係は、無意味です。

 

そのような人間関係は、あなたに幸福をもたらさないばかりか、相手も一緒に不幸にします。

 

なぜなら・・・

 

相手の目の前にいるあなたは、もはや「あなたではない」のですから。

 

相手に嫌われないように行動することは、仮面をかぶって、あなたの存在を消すこと」なんです。

 

もはや「あなたではない」人物が、いくら認められたところで、何ひとつ満たされるものはありません

 

人は決して、「完璧じゃないから嫌われる」のではない。

 

優しい人が八方美人だと嫌われることもあれば、わがままな人が正直者だと愛されることもある。

 

あなたがどのように振舞おうが・・・

 

受け止め方は相手が判断する領域であり、あなたのコントロール下にはないんです。

 

どんな聖人であっても、すべての人から好かれることは不可能

 

だったらあなたはもっと、「自分らしさ」を出していい。

 

仮面をかぶっているうちは、好かれても幸福ではなく、嫌われれば不毛な努力に終わるだけなんです。

 

幸せになりたければ、欲張らないこと。

 

「嫌い」なものは「嫌い」と、「NO」は「NOと、正直に言ったとき。

 

それでもあなたの側にいてくれる人

 

その人こそが、あなたが人生において心から大切にするべき人なのである。

 

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さいごに

 

幸福な人生に必要なのは・・・

 

「どう見られるか」よりも、「どうありたいか」です。

 

自分を偽れば偽るほど、人生は味気なく、つまらないものになっていく。

 

仕事も人間関係も人生も、もっと味わい深いものにしていくために。

 

「自分らしさ」への追求を止めず、自分らしさを裏切らない覚悟を持つこと。

  

あなたは何が好きで、何が嫌いで、何処で、誰と、どんなふうに生きていきますか?

 

選択肢は、「無限大」なんです。

 

さぁ、自分軸で動き出そう。