大人になるって、こういうこと?
変わりばえしない毎日に飽き飽きしながらも、新しいことを始める気力もなければ、やりたいことすら思いつかない。
昔はこんなんじゃなかった・・・
あなたの人生が、新鮮味を失ってしまった理由は、一体なぜなのか?
今回は、人生のマンネリ化から抜け出す「たったひとつのコツ」について。
この記事を最後まで読めば、あなたはもう退屈しない。
世界の拡大化
子供の頃は、誰しも毎日が新鮮です。
ただ生きているだけで、はじめて見る景色、はじめての経験がどんどん広がり、退屈するヒマがないのですから。
あなたの人生が、マンネリ化してしまった理由。
それは、世界の拡大化がストップしたことにある。
経験値を重ねることで、どれもが見慣れた景色、どれもが慣れた仕事、どれもが慣れた遊び・・・
味わいつくした人生に、退屈を感じるのは「当然」なのです。
新鮮な毎日を取り戻すためには、自分が生きている世界を拡大し続ける必要がある。
マンネリを感じた時点で、受動的に生きる段階は終了です。
あなたはすでに・・・
「新しい世界」を、自ら獲得しに行かなければならない段階までやってきているという事実。
そう。動き出す必要があるのだ。
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しかし、人生を開拓する方法が分からない・・・
「死」をベースに生きる
自分の世界を広げていく必要があるとはいっても・・・
・意欲がわかない
・環境が許さない
・失敗が怖い
・やりたいことがわからない
あなたの足首を掴むこれらの問題をすべて解決する方法が、ひとつだけある。
それが・・・
「死をベースに生きる」ことなのだ。
人はいつか死ぬ。
その事実から目を逸らさず、しっかりと向き合うこと。
「死」を原点に、自らの行動を選択していく。
「明日死ぬ可能性」を、常にふまえて生きていく。
そのような生き方をしたとき・・・
・環境を変えることへの恐怖
・失敗に対する恐怖
・他者の視線や評価に対する恐怖
・見栄やプライド
あなたを動けなくしている「人生の重り」から、一瞬にして解放されるのである。
マンネリ化した毎日の中・・・
自分に残された時間が、まるで「永遠」であるかのように、私たちは錯覚している。
仮に明日死ぬとしたら、くだらない見栄やプライドなんか、何の意味もなさないはずだ。
あなたの開拓意欲を奪っているのは・・・
「永遠の命」という、錯覚なんです。
明日死ぬなら・・・
今、何をするべきか?
残された時間で、自分に何が残せるか?
退屈している暇など、ないんです。
「死」をベースに行動を選択していくことこそ、つまらない人生を抜け出す、たったひとつの方法なんです。
さぁ、今すぐ動き出そう。
時間には「限り」があるのだ。
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「死」が幸福を教えてくれる
私たちは日ごろ、いずれ必ず訪れる「死」から、必死で目を逸らそうとしている。
しかし・・・
タブー視されがちな「死」に向き合えば向き合うほど、人生に対する「幸福感」は、高まっていくのである。
「終わり」があるからこそ・・・
何気ない穏やかなこの時間が、この上なく愛しく感じられる。
「別れ」があるからこそ・・・
目の前にいる大事な人が、この上なく愛しく感じられる。
・肌に感じる太陽の日射し
・体中に染みわたる水の恵み
・舌から味わう食事
・大切な人を抱きしめた温もり
・この目で見る景色
「終わり」を意識すれば、退屈な日常の何気ないシーンは、宝物にあふれているのだ。
心の底から湧き上がる「本物の幸福感」は、「死」を意識することでしか、得られない。
日常の当たり前に、「感謝」を取り戻そう。
さいごに
つまらない人生から抜け出す、たったひとつの方法。
それは、「死をベースに生きること」である。
決してゼロではない「明日死ぬかもしれない」という可能性。
明日死ぬなら、何をするのか?
その問いかけを止めないことで、あなたの人生から「退屈」は消えていく。
もっと「死」を、見つめよう。
それこそが、つまらない人生をおもしろくする、たったひとつの方法なのである。