な~んもやりたくない・・・
歳を重ねるたびに、失われていく行動意欲。
やっとこさ重い腰を上げて何かを始めても、モチベーションが維持できず、絵に描いたような三日坊主に終ってしまう。
僕だけのやる気スイッチ、どこ??
やる気やモチベーションは、性格や根性の問題ではない。
技術だ。
そもそも人間は怠惰
あなたが頑張れない理由は、決してあなたに根性がないからではない。
そもそも人間とは例外なく、怠惰な生き物なのだ。
活動的なあの人も、成功してるあの人も、み~んな心の奥には「怠け心」を持っている。
自分は三日坊主だ。
自分は根性なしだ。
そんなふうに自分にラベルを貼って、卑下する必要はまったくない。
人間は例外なく、怠惰な生き物なのだ。
その上で行動を左右するのは、単純にやる気を出すコツを、知っているかいないか。
ただ、それだけの違いなのだ。
まずは「すべての人間は怠惰である」という事実を認めることが、スタート地点だ。
怠惰を生かす
やる気がでないときは、準備段階をゴールにしてみてください。
例えば・・・
ウォーキングなら、ウォーキングウェアに着替え、シューズを履き、玄関を開けるところまで。
資料作成なら、席についてパソコンを起動し、ファイルを開いて、マウスに手を乗せるところまで。
何も考えず、「あとはやるだけ」ってところまで、準備段階を整える。
そこまででいい。
すると不思議なことに・・・
やる気が出てくるんです。
前述した通り、 人間はこの上なく怠惰な生き物。
せっかく整えた準備を無駄にして、そのまま再度片付けるという行為を、非常にダルいと感じる。
ここが絶好のチャンス!
この隙を狙い、思考停止して、一歩だけ踏み出そう。
玄関から一歩だけ外に出る。
キーボードで一文字だけ入力する。
その一歩を踏み出した瞬間、怠惰な我々は、引き返す選択肢を捨てるのである。
やる気がでないときは思考停止して、環境を先に整えてしまう。
怠惰な心を、うまく活用しよう。
情報ダイエットをする
我々は、情報にあふれた世界を生きている。
実は、過剰な情報摂取こそ、あなたのやる気を奪う張本人なのだ。
▼参考記事
▼参考記事
やろうと思っていることを人に相談したり、調べつくす必要はない。
知識が増えれば増えるほど、あなたの体は重くなっていく。
あらゆる情報や経験談に触れることで、わかった気になって満足してしまい、行動する必要性を見失ってしまうのだ。
情報肥満にご注意を。
情報でお腹いっぱいで動けなくなる前に、まずは行動しよう。
きりをつけない
モチベーションを維持するために非常に有効なのが、きりをつけないことだ。
休憩は、中途半端なところでとった方がいい。
きりがいいところで休憩をはさむと、人間は怠惰であるため、心おきなく思う存分休み続ける。
下手したら、そのまま二度と戻ってこない。
あえてきりの悪いところで作業を中断すると、人は早くその作業を完了させたい欲望にかられる。
モチベーションが、自然と維持できるのである。
何かを続けたいなら、きりをつける習慣から捨てましょう。
時間の限りを知る
もしも10年前に戻れるなら、やってみたいことはありますか?
それ、今からでも出来るはずです。
もう歳だから・・・
今さらそんな・・・
このような言い訳に、やる気を奪われていませんか?
残された人生において一番若いのは、今です。
10年前に戻れたらやりたいことがあると答えた人は、10年後きっと、今のあなたに戻ったらやりたいことがあると語る。
人生の時間には、限りがあります。
10年前の自分を想うと、10年という時間の価値が、重みが、身に染みるのではないだろうか。
10年後のあなたから見れば、今のあなたは非常に若く、なんだってできる夢の塊のような存在なのだ。
限りある人生、一分たりとも無駄にしている暇はない。
そう思うと、人は熱くなれる。
さいごに
自分に与えた「怠け者のレッテル」を捨てましょう。
やる気やモチベーションは、内面の問題ではない。
テクニックだ。
さぁ、自分の心とうまく付き合ことで、あなたの中に眠る根気を呼び覚まそう。