心が繊細すぎる原因は〇〇だった!他人の言葉に傷つきやすい自分を変える方法

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なんでそんなこと言うの・・・?

 

他人の言葉が頭から離れず、悲しみ怒りを感じてしまう。

 

  • 親や兄弟
  • 職場の上司や同僚
  • 学校の先生や友達

 

あらゆる人の言動に、いとも簡単に心が傷つき、揺れ動いてしまう

 

その原因は・・・「過去の古傷」なんです。

 

この記事を最後まで読むと、ブレない心の鍛え方が手に入る。

 

 

原因は「過去の古傷」

 

他人の言葉に傷つきやすい人は、過去にたくさん傷を負ってきた人です。

 

体と同じです。

 

例えば普段、「腕」に何かが軽くあたっただけでは、痛みを感じません

 

「何かあたったな」

 

そう思うぐらいで、軽く受け流すことが出来る

 

しかしその「腕」を怪我して、まだ傷口が塞がっていないとしたら・・・

 

何かが少し当たっただけでも、涙が出るほど、痛むんです。

 

心も同じです。

 

治りきらない傷口をたくさん抱えていると、ちょっとした刺激に過敏に反応し、痛みを感じる。

 

現在の心をいとも簡単に痛めつけられてしまう「根源」にあるのは、幼少期や成長過程に負った「癒えない傷」なのだ。

 

「じゃあ、希望はないじゃん」

「すべて毒親のせいだ」

 

そんなふうに、変えられない過去を恨む必要はありません

 

体の怪我も、傷口が塞がれば、皮膚は以前より厚く硬くなるように・・・

 

心の傷口もちゃんと治癒すれば、

 

「一度怪我を負った心」は、「怪我をしたことがない心」よりも、強く、丈夫になれるのだ。

 

傷だらけでボロボロになった心に気づき、治療をはじめよう。

 

今あなたが感じている痛みは、過去が生み出した幻想なのである。

 

自分の中の自分に気づく

 

いまだ癒えない、過去の古傷。

 

あなたの中には、傷ついた子供の頃のあなたが、今も泣いているんです。

 

悲しかった自分。

苦しかった自分。

涙をこらえた自分。

 

心の中で、今なお苦しんでいる過去のあなたを見つけだして、抱きしめてあげてください。

 

その上で、考えよう。

 

過去の自分が、なぜ傷ついたのかを。

 

▼おすすめ図書

 

「影響力」が傷の深さを決める

 

子供の頃のあなたが、周囲の言葉に深い傷を負った理由。

 

それは、「無力であったこと」なんです。

 

幼少期に・・・

  • 親に見捨てられれば、一人では生きていくことは困難です。
  • 先生に見捨てられれば、成績や進路が左右されます
  • 友達に見捨てられれば、いじめの対象になるかもしれない

 

子供の頃って、自分に及ぶ相手の言葉の影響力が、とても大きいんです。

 

つまり過去の自分は、「無力な子供だった」からこそ、たくさん傷ついたわけです。

 

でも・・・今はもう違う。

 

子供の言葉に傷つきますか?

 

あなたを傷つける人は、家族や友人・職場の上司や同僚など、「成人」であることがほとんどだ。

 

例えばあなたの職業に対して、「そんな仕事は辞めた方がいい」と言われたとします。

 

傷つきやすいあなたは自分の職業を否定されたことに、怒りや落ち込みを感じることでしょう。

 

しかし仮にこの言葉を・・・

 

社会のことを何も知らない小さな子供に言われたとして、果たしてあなたは、同じように傷つくでしょうか?

 

同じ言葉にもかかわらず、一方はあなたを深く傷つけ、一方は笑って流せてしまう。

 

その理由は、相手に対して感じている「影響力の違い」なんです。

 

傷つきやすい人は過去の経験により「相手の影響力」を、見誤ってしまっているのだ。

 

誰もあなたを縛れない

 

あなたはもう、幼い子供ではありません。

 

子供の頃、多大な影響力であなたの人生を握っていた親ですら・・

 

あなたの選択を揺るがすような影響力は、すでにないんです。

 

「親の言葉に傷つく」と言いながらも・・・

 

じゃあ、親の言う通りにするの?

 

そう聞かれれば、大人になったあなたの答えはきっとNOなはず。

 

大人になったあなたにとって、相手の言葉にはもう、脅威も強制力もないんです。

 

実は、相手の言葉に傷ついているのは・・・

 

心の中で今も怯えて泣いている、「幼き日の自分」なんです。

 

もう大丈夫だよ。

あなたはどうしたい?

 

大人になったあなたから、優しく声をかけてあげてください。

 

そうすることで心の中の傷口は、少しずつ確実に、塞がっていくのである。

 

見たいものを見ている

 

人間は、自分が見たいものを見て聞きたいものを聞いて信じたいものを信じて生きています。

 

誰かの言葉を、マイナスに解釈することも、プラスに解釈することもできる

 

その選択をしているのは、「自分自身」なんです。

 

あなたを傷つける相手の言葉の裏に・・・

 

あなたに対する優しさが、本当にこれっぽっちも、存在しないのか?

 

「こうしなさい」

「ああしなさい」

 

そうやってあなたの自由を奪ってきた、憎い親の言葉の裏には・・

 

不器用なりとも親としてあなたを思う気持ちが、本当に一ミリもなかったといえるだろうか?

 

誰もが人生、一回目です。

 

あなたの親も、「親」という立場を経験するのは、今回が初めてなんです。

 

もちろんあなたが、「子供」という立場を経験することも、今回が初めて

 

人生に「プロ」は存在しません。

 

だからこそ、互いに失敗を繰り返しながら、ときに傷つけ合いながら・・・

 

不器用ながらも必死に生きていく。

 

そんな「同士」だと思えたとき、あなたを傷つける相手の言葉の裏に隠れている「優しさ」に、気づくことが出来るかもしれない。

 

忘れないでください。

 

人は見たいものを見て、聞きたいことを聞き、信じたいものを信じて生きているのです。

 

さいごに

 

他人の言葉に傷つきやすいのは、あなたがアダルトチルドレンだからでも、HSPだからでもない。

 

自分に「ラベル」を貼る必要は、ありません。

 

  • 過去の傷口を放置していること
  • 相手の影響力を過大評価していること
  • 見るべきものを見ようとしないこと

 

問題なのは、たったの3つです。

 

あなたを決して縛ることのできない、他者からの言葉。

 

その奥に「怒り」を探すのではなく、「優しさ」を見出すことで・・・

 

毒のように感じていた相手からのアドバイスを、あなたを優しく包み込む陽だまりに、変えることも出来るのだ。

 

選択しているのは、あくまで「自分自身」なんです。

 

さぁ、あなたは・・・

 

どんなものを見て、どんなものを聞いて、どんなものを信じて生きますか?